推し活は、今や年齢や性別を問わず誰でも楽しめる時代になりました。
しかし、30代・40代になってから初めて推し活を始めると、「気持ち悪いと思われたらどうしよう…」という不安を感じる方も少なくありません。
そこで本記事では、推し活で幅広い年齢層の方と接してきた私が、大人になってから推し活を始めた女性が安心して楽しめるための考え方やマナー、ファッションやお金との付き合い方までをわかりやすく解説します。
「痛いと思われたくないけど、推し活は楽しみたい!」という方に役立つ内容です。
それでは見ていきましょう!
「おばさんの推し活は気持ち悪い?」という不安の正体
「推し活 おばさん 気持ち悪い」と検索されるほど、多くの人がこのキーワードに不安を抱いています。
では、なぜそうした偏見や声が生まれてしまうのでしょうか。
大きく分けると以下の3つの要因があります。
- 社会が作り出す“年齢”という壁
- 自分自身の「恥ずかしい」という気持ち
- 同年代の仲間がいないのではという不安
社会が作り出す“年齢”という壁
まず、社会が作り出す“年齢”という壁ということが挙げられます。
日本では、残念ながら年齢による役割期待がまだまだ根強く残っています。
特に30代・40代の女性には、仕事や家庭を優先すべきという無言のプレッシャーがあります。
そのため、30代・40代の女性が趣味、ましてや年下のイケメンアイドルに夢中になる姿が「若作り」「痛々しい」「リアコ(リアルに恋してる)やガチ恋(ガチで恋してる)なのかも?」と見なされることもあるのです。
自分自身の「恥ずかしい」という気持ち
また、社会だけでなく、自分自身でも「恥ずかしい」という気持ちになってしまうのです。
本当は楽しみたいのに、心のどこかで「こんな歳で…」という自制心が働いてしまうことがあります。
この内なる声も、自分自身を縛ってしまう最大の要因です。
まずは周囲からどう思われているかよりも、自分自身の価値観を見直すことが第一歩です。
同年代の仲間がいないのではという不安
実は、SNSでは、30代・40代女性が堂々と推し活を楽しむ様子が多く見られます。
私も様々な推し活のイベントに行っていますが、多くの30代・40代女性が推し活を楽しんでいるのを見かけます。
実は「気持ち悪い」という声よりも、「共感する」「元気をもらった」といった反応のほうが増えてきているのです。
そのため、あなたの“推しを愛する気持ち”を、恥じる必要はありません。
30・40代が安心して始められる“推し活”の第一歩
初めての推し活は、年齢関係なく誰でも戸惑うものです。
年齢に関係なく、基本を押さえることで自信を持って楽しめます。
ここでは、推し活について簡単に紹介します!
なお、本ブログでは推し活の始め方についてより具体的に記載した記事もありますので、興味がありましたが見てみてくださいね!
推し活とは「好きな人・ものを応援する行動」
推し活とは「自分の好きな対象に対して応援したり、情熱を注ぐこと」のことを指します。
一般的にアイドルや俳優の応援活動を指すように思われますが、実はアイドルや俳優だけに限られません。
アニメキャラ、スポーツ選手、配信者、果ては地元のゆるキャラまで、誰でも対象になります。
「誰か(何か)を純粋に応援する気持ち」があれば、それは立派な推し活になるのです。
余談にはなりますが、本来の「推し」の意味は『他人におススメしたいほど好きな対象』というところから来ているそうですよ!
始め方はシンプルでOK
では、推し活ってどのように始めるのでしょうか?
前提として、「何をしたから推し活」という具体的な行動はありません。
- SNSをフォローして情報を集めてみる
- 動画を見る
- グッズを1つ買う
- ファンクラブに入ってみる
無理をせず、自分のペースで始めて続けることが何より大切です。
同年代の仲間を探してみる
もし不安がぬぐい切れないのであれば、同年代の仲間を探してみましょう!
例えば「推し始めた方のファンに同じような立場の人はいるかな」と思ったら、SNSのハッシュタグやファンコミュニティを活用するのも手です。
同年代だからこその共感や安心感があります。
実は年齢がネックになるのではなく、むしろ“強み”になる場面も多いのです。
「痛い」と思われないための推し活マナー
ここまで、読んでいる方はきっと「初めて推し活をするから楽しみたいけど、『痛い』とはおもわれたくない」と感じているのではないでしょうか?
周囲に配慮しながら推し活をすることで、ネガティブな印象を避けられます。
自分らしさを大切にしつつ、押さえておきたいポイントを
- 公共の場では控えめに楽しむ
- SNSでの投稿に気を配る
- リアコやガチ恋にならず、推しと“距離を保つ”意識をする
紹介します。
公共の場では控えめに楽しむ
コンサートやイベントでは、周囲との距離感を大切にしましょう。
過度な応援グッズを持たない、ボリュームのある声援などは控えめにする。
大人としての品格を意識することが周囲の人からの好印象につながります。
SNSでの投稿に気を配る
SNSでの投稿といった、他人の目に触れることにも意識してましょう。
- 写真の加工
- 表現の強さ
- 推しへの呼び方
特に「リアルとの区別」を明確にしておくことで、誤解を避けることができます。
リアコやガチ恋にならず、推しと“距離を保つ”意識をする
推しと“距離を保つ”意識も大切なことです。
「リアコ(リアルに恋してる)」「ガチ恋(ガチで恋してる)」的な発言が過剰になると、周囲からの理解を得にくくなることもあります。
もちろん、心の中ではどのように思うのも自由です。
しかし、SNS発信や友人との会話の中では節度をもたせましょう。
推し活ファッションのポイントは“年相応×清潔感”
「痛い」と周囲に思われる原因の一つに、推し活でのファッションが挙げられます。
見た目で「痛い」と思われないためには、年齢に合ったファッションの工夫が必要です。
“無理してる感”を出さずに、推し活を楽しむスタイルを探してみましょう。
推し色を“ワンポイント”で取り入れる
全身を推し色で固めるより、小物やアクセントで色を取り入れると上品に見えます。
- バッグ
- ネイル
- スカーフ
といったところで、さりげなく推しカラーを使うのが効果的です。
TPOに合った服装選びを心がける
現場(イベント)と普段使いでは、ファッションも使い分けると安心です。
特に舞台やミュージカルでのカジュアルすぎるファッションは浮いてしまい、推しのファンだけでなく舞台/ミュージカル自体のファンからも嫌煙されがち
「会場では華やかに」「普段は控えめに」など、自分の中でバランスを取るのがコツです。
大切なのは“清潔感”と“自然体”
「じゃあ、どんな服装でいればよいの」と思った方は、ぜび“清潔感”と“自然体”というのを大切にしてみてください!
年齢にふさわしい装いを意識することで、自然な魅力が引き立ちます。
若作りではなく、自分の年齢を活かした美しさを演出することで、周囲からも好感を持たれます。
会場で同年代のファンのファッションも見てみる
イベント会場で同年代のファンがどのようなファッションをして推し活を楽しんでいるのか見てみるのもおすすめです。
そこにいる多くの方が、きっとあなたより推し活を前から楽しんでいる先輩になります。
最初は、SNS上で仲良くなった同年代のファンと会ってみたり、「こういうことしたことないので・・・」と聞いてみるのも良いかと思います。
お金をかけすぎない!無理なく推し活を続ける方法
推し活をしていくとわかるのですが、推し活には意外とお金がかかるものです。
しかし、長く楽しむためには無理をしないことが何よりも大切です。
ここでは、
- 月額予算をあらかじめ決める
- 必要なもの・本当に欲しいものを見極める
- 節約とご褒美のメリハリをつける
の3点を紹介していきます
月額予算をあらかじめ決める
まずは、月に使える金額の上限を決めましょう。
最初はざっくりと「推し活費」とまとめて予算をとってみて、自分がどのくらい使っているか目に見える形にするのがおすすめ。
きっと、自分の思っていた以上にお金を使ってしまうことに気が付くでしょう。
その後、自分の推し活での使い道が明確になったら、
- 「チケット代」
- 「グッズ代」
- 「交通費」
など、費目ごとに予算を分けておくことで無駄遣いを防ぐことが可能です。
必要なもの・本当に欲しいものを見極める
次に、必要なもの・本当に欲しいものを見極めることです。
「限定」「再販なし」などの言葉に流されず、自分にとって本当に必要かどうかを考えてから購入しましょう。
一度冷静になることで、後悔のない買い物ができます。
節約とご褒美のメリハリをつける
最後は節約とご褒美のメリハリをつけるです。
普段の生活を少し見直すことで、推し活の資金を作ることも可能です。
たとえば「外食を1回減らして、その分CDを買う」など、自分の中でルールを決めておくと、無理なく楽しめるでしょう。
“好き”を恥じずに楽しむことが、人生を豊かにする
最後に一番大切なことをお伝えしたいと思います!
それは、「好き」という気持ちを否定しないことです。
年齢を理由に、自分の楽しみを抑える必要は全くありません。
「好き」という気持ちを恥ずかしがらず、全力で楽しんで人生をよりよくしていってもらえたらと思います!
推し活は心の栄養になる
推し活は心の栄養になります。
日々の生活にハリが出たり、前向きな気持ちになれたりするのは、推し活がもたらす大きな恩恵です。
疲れた日々の中でも、「推し」の存在が生きる希望になっている人は少なくありません。
「好き」に年齢は関係ない
「好き」に年齢は関係ないのです。
30代・40代になってからでも、何かに夢中になることは決して遅くありません。
むしろ、大人だからこそ分かる“深い愛し方”や、“支える喜び”があるのです。
自分を大切にすることが、推し活の本質
推しを通じて、自分の人生に彩りを添える。
そんな前向きな気持ちこそが、本来の推し活の目的です。
堂々と、自信を持って、自分らしく楽しみましょう。
まとめ
ここまで「30代・40代からの推し活」について、不安や偏見の正体から安心して始めるコツ、周囲に配慮した楽しみ方、ファッションやお金の工夫まで幅広くご紹介してきました。
年齢を理由にためらう必要はまったくなく、「好き」という気持ちこそが推し活の原動力です。
大人だからこそできる楽しみ方や仲間との共感があり、それは人生をより豊かにしてくれるはずです。
推し活は無理をするものではなく、自分のペースで心から楽しむもの。
恥ずかしがらずに“好き”を大切にすることで、毎日がもっと前向きに輝きます。
本ブログでは今後も、アイドルの紹介や推し活をもっと楽しくするための情報を発信していきます。
ぜひこれからもチェックして、あなたの推し活ライフに役立ててくださいね。
コメント